アスパラガスを栽培して、さぁ収穫だぁ!というときに天敵のように現れるのが、「ジュウシホシクビナガハムシ(Asparagus beetle)」です。他にも害虫がいなくもありませんが、アスパラガスを家庭菜園で栽培する場合は、ほとんどがこの害虫だと思います。
虫がつくのは美味しい証拠かも♪なんて悠長なことを言ってると、下の写真のように、害虫にボロボロにされていってしまいますので、対策を怠らないようにしましょう。
【対策その1・・・捕まえて、つぶす!】
もう収穫は目の前・・・。なのに、お腹を空かせた無慈悲な害虫たちが愛情を注いで育てたアスパラガスをどんどん蝕んでいくのを見るのはとても悲しく、辛いです!
そこで、収穫期を逃さないためにも、目の前にいる害虫をひたすら、捕まえて、つぶしていきます!
これが対策その1です!
【対策その2・・・農薬】
例えば、日産化学工業という会社が出している「エルサン乳剤」という農薬があります。こちらの乳剤はアスパラガス以外にも実に様々な害虫に効果がある農薬で、しかも、収穫の3日前まで使用できるというスグレモノです。
アスパラガス以外の野菜などを栽培されている場合は、そういった野菜の害虫対策にもなるので便利ですね。
【対策その3・・・防虫ネット】
「ジュウシホシクビナガハムシ(Asparagus beetle)」、冬の間に周囲の落葉の下や株元の土中などに住みついて、その後、成長し、アスパラガスの収穫シーズンになると、年1回現れ、食害を起こすと考えられています。
つまり、冬を越す前に徹底的に駆除対策、落ち葉や雑草の除去、幼虫の除去などを行い、そして、防虫ネットなどでアスパラガスそのものを囲いこんでしまうという作戦です。
今は、ネットで検索しますと、様々な防虫ネットが出てきますので、お好みのサイズを探してみるのがいいと思います。
【まとめ】
アスパラガスの害虫駆除の対策と方法ですが、これから家庭菜園で栽培をはじめてみようかな・・・という方であれば、エルサン乳剤と捕まえてつぶす程度で十分対応は可能であると思います。
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